【公務員試験】教養試験lightの対策！例題からおすすめの参考書を使った勉強方法まで徹底解説

・教養試験lightってなに？

・どれくらいの難易度なの？

・どんな問題が出るの？

・おすすめの参考書は？

・どうやって勉強すればいいの？

教養試験Lightの難易度は他の教養試験と比べると優しめです。

出題内容は大きく分けて3つあり、社会への関心と理解(24問)、言語的な能力(18問)、論理的な思考力(18問)です。日本史や世界史などの人文科学や物理、化学、生物といった自然科学は出題されません。

問題は基礎的なものですが、問題数が多いので注意です。見直しすることを考えると一問一分で答えるのが理想です。

一次試験の倍率が2倍程度であれば6割で合格できると思います。しかし、一次試験の倍率が3倍以上の場合は7割は必要になると思います。

勉強に必要な時間は人によって異なります。下に例題があるのでそれをやってみて判断しましょう。

難易度は優しめでしたが、問題数が多くて少し焦りました…(泣)

でも7割から8割は取れていると思います！

SPI3に雰囲気と難易度が似ていると感じました。でもまったく同じというわけではなくて、「社会への関心と理解」と「言語的な能力(英語)」は教養試験light特有の問題が出題されていました。

時間との勝負だと思ったので、わからない問題があったら悩まずに次の問題を解きました。あとは、得意な分野から解いていきました。私は、「論理的な思考」の問題は解くのに時間がかかるので、「社会への関心と理解」と「言語的な能力」の問題をすぐに終わらせて、「論理的な思考」の問題をじっくり解きました。

教養試験lightは初級レベルと聞いていたので、「地方初級　教養試験　過去問350」と「速攻の時事」をひたすらやっていました。ですが、実際に受けてみたら地方初級の問題より簡単だったので、SPI3でも十分に対応はできたかなと感じています。「速攻の時事」はかなり役に立ちました。

ニュースをもっと見ておくべきだったと思います。普段はテレビをほとんど見ることがなくニュースもネットでしか見ないのですが、令和の出典に関する問題が出てきたときに「これニュース見てれば絶対にわかったのにー！」ってなりました…(泣)

みなさんはこうならないように日々のニュースもチェックしましょう！

教養試験lightはこのような構成になっており、①論理的思考力(9問) → ②言語的な能力(9問) → ③社会への関心と理解(12問)が2セットあります。初見だと「あれ？また計算問題が出てきたぞ？」と少し焦るかもしれないので頭に入れておきましょう。

効率的かつ焦らずに解くためには、このように得意な分野を先にまとめて解くことをおすすめします。最初のページから順に解いていくのではなく、自分にあった解き方を決めておきましょう。

絶対に持っておいた方が良いのは、速攻の時事です。教養試験Lightの出題内容である「社会への関心と理解」を勉強するのに適しています。また、作文試験でも時事に関することがテーマになることがあるので、持っていて絶対に損はしません。

速攻の時事は全部で12章あり、一日2章ずつ読めば6日間で一周できます。最低でも3周はしましょう。また、太字だけでなく数字も意識して読むようにしましょう。教養試験lightでは「日本における合計特殊出生率として妥当なのはどれか。」など数字が問われる問題もあります。

教養試験Lightの数的処理、判断推理、文章理解(英文を除く)はSPI3の問題と非常に似ています。今のところ教養試験lightをしっかり学べる教材はないため、SPI3の問題集を演習することが最も効果的です。

上記の範囲を演習すれば数的処理、判断推理、資料解釈は対策できます。上記以外にも長文の読み取り計算、グラフの領域、物の流れと領域、装置と回路の問題がありますが、それらは教養試験lightでは出題されないので、演習しなくても問題ありません。

上記の範囲を演習しておけば、文章理解(英文を除く)は対策ができます。上記以外にも二語関係、熟語の成り立ちの問題がありますが、それらは教養試験lightでは出題されないので、演習しなくても問題ありません。

文章理解(英文)を解くために最も重要なのが中学レベル、高校基礎レベルの単語と熟語を知っていることです。教養試験lightの英文問題は単語と熟語を理解していれば解けるので、ターゲット1200はとてもおすすめです。

ターゲット1200は中学で学ぶ単語(200語)、高校で学ぶ単語(1200語)、熟語(300語)が掲載されています。また、無料アプリを使えば単語と例文のリスニングに加え、セクションごとに単語テストも行えます。

教養試験lightに関する唯一の問題集です。ただ問題数が60問しかないため演習のためではなく、どれくらい解けるかをチェックするための模擬試験として使いましょう。

ある程度自信のある方はこの教材からやってみるのも良いかもしれません。実際に解いてみて7割以上の点数を取れるようであれば、軽く演習するだけでも十分突破できると思います。

教養試験lightはしっかり勉強すれば必ず点数が取れるようになります。しっかり準備して一次試験を突破できるように頑張りましょう。