「打ち込んでみたい仕事」は、あなたが志望動機で書いたことを深堀してアピールする項目です。 「 挑戦したい仕事」、「やってみたい仕事」も同様です。
しかし、いざ書こうとしても
イバジムさん
・書き方がわからない
・既卒の場合はどう書いたらいいの?
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、例文をもとに 「打ち込んでみたい仕事」 の書き方を解説していきたいと思います。
- まずは例文を見る
- 書き方のポイント
の順に重要なポイントだけを紹介していきます。
目次
まずは例文を見てみよう!
新卒の場合
私は高齢者の社会的孤立を防ぐために、高齢者の活力が活かせるまちづくりに貢献したいと考えています。
大学でのゼミの活動を通して、高齢者の方は社会的孤立が起こりやすく、そのような方を少しでも減らすために、自分に貢献できることはないかと考えるようになりました。
さらに高齢化が進めば、今以上にこの問題は大きくなっていくはずです。この問題をこのまちから変えてくためにも、高齢者の持つ幅広い知識や経験を活かした地域活動や就労活動への参加促進など、高齢者であっても能力が最大限に発揮できる環境がつくれるよう、社会福祉に関する業務に携わりたいと考えています。
イバジムさん
新卒の場合は、大学の授業、アルバイト、サークル、ボランティアなど、さまざまな視点から書いていくことが可能です。
既卒(職歴あり)の場合
私は働きながらでも、安心して子育てできるまちづくりに貢献したいと考えています。
前職を通して、交代制勤務のような不規則な時間帯で生活をしている中でも、子育てをしている方はたくさんおり、そういった環境にいる人の子育ての負担を軽減させたいと思うようになりました。
同じように仕事と子育ての両立で悩んでいる方は多くいるはずです。そういった方々のためにも、学童保育の充実やファミリーサポートセンターの推進など、子育て支援に関する業務に携わりたいと考えています。
イバジムさん
既卒(職歴あり)の場合は、前職を辞めてまでやりたい仕事は何なのかを明確にする必要があります。前職で感じた、行政でなくては解決できない問題点を明確にしましょう。
既卒(職歴なし)の場合
私は災害時に市民の方々が自ら行動できる、災害に強いまちづくりに貢献したいと考えています。
災害復興ボランティアに参加した経験から、防災の重要性について考えるようになりました。また、災害の被害を最小限にするには市民の方々の意識がとても重要だと学びました。
近年も多くの災害が起きていますが、まだ防災意識が不足している方も多くいると感じています。災害からこのまちに住んでいる方々を守るためにも、市内全域での避難訓練の推進や、家族で参加できる防災イベントの開催など、防災に関する業務に携わりたいと考えています。
イバジムさん
既卒(職歴なし)の場合は、さまざまな視点からアプローチしていくことが可能です。卒業後にアルバイトをして得た経験やボランティアに参加して得たことでも良いです。自分が経験したことで、つながりそうなことを書きましょう。
打ち込んでみたい仕事を書くためのポイント
①何がやりたいのかを書く(志望動機と関連付けて)
何が目的で、どんなまちづくりがしたいのかをしっかり書くことが重要です。「○○をするために、××がしたい。」という形で書くようにすることで、何がやりたいのかを明確にできます。
②やりたいと思うようになったきっかけを書く
見たり、聞いたことではなく、あなたが経験したことに価値があります。それを通してどのように考え、感じたのかを書きましょう。
③具体例を入れ、やりたいことをアピールする
具体的にどのようなことを行えば、問題点を解決できるのを書きましょう。市ですでに力を入れて行っている取り組みもあるので、市のホームページなどで下調べすることも重要です。
まとめ
「打ち込んでみたい仕事」は面接カードに記入するだけでなく、面接試験でもよく聞かれる質問です。 あなたの意欲が伝えられる項目なので、しっかり考えて作りましょう。