「今までに失敗した経験」は、「あなたはどんな失敗をしたことがあるのか」、「その失敗を今後どう活かせるのか」をアピールする項目になります。
しかし、いざ書こうしても
イバジムさん
・書き方がわからない
・既卒の場合はどう書いたらいいの?
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、例文をもとに 「今までに失敗した経験」の書き方を解説していきたいと思います。
具体的には、
- まずは例文を見る
- 書き方のポイント
の順に重要なポイントだけを紹介していきます。
目次
まずは例文を見てみよう!
新卒の場合
研究室の論文セミナーにおいて、準備不足のまま発表をしてしまったことです。
私の所属する研究室では、毎週金曜日に自分の研究テーマに関連する論文を解説するセミナーがありました。研究室のメンバーが新しい知識を得るためにも重要な時間なのですが、論文に関してまだ完全に理解できていない部分があったにも関わらず、発表をしてしまいました。
その結果、質疑応答の際に、相手の質問に対して適切に答えることができず、真剣に参加している他のメンバーにも迷惑をかけてしまいました。
私はこの経験から、何かを行う際には準備を怠らないようにし、自分のために時間を割いてもらっているという自覚を持つことの大切さを学ぶことができました。
イバジムさん
既卒(職歴あり)の場合
前職において報告が遅れたために、多くの人に迷惑をかけてしまったことです。
私は機械のオペレーター業務を中心に行っており、業務の中には一度製品のない状態で機械を運転させ、動作を確認するという工程がありました。それを確認したところ、少し動作に違和感を感じましたが、自ら問題ないと判断し、そのまま製品の生産を行ってしまいました。
その結果、生産から数時間後に機械の部品が損傷していることに気づき、大量の検品を出してしまいました。
私はこの経験から、わからないことや不安なことがあれば、上司に連絡や報告をし、自分だけで判断しないことの重要性を学ぶことができました。
イバジムさん
既卒(職歴なし)の場合
塾講師のアルバイトにおいて、確認を取るべきことがあったにも関わらず自分の判断で授業を進めてしまったことです。
私のアルバイトをしている塾では、生徒ごとに指導要領が決められており、生徒によって行う内容や難易度が異なります。また、夏や冬になると講習が始まり、行う内容も変化するのですが、私はいつもの授業と同じだろうと勝手に判断し、授業を行ってしまいました。
その結果、生徒がやるべきところを行えなかっただけでなく、同じ生徒を担当している他の講師にも迷惑をかけてしましました。
私はこの経験から、わからないことがあれば必ず確認し、自分だけで判断しないことの大切さを学ぶことができました。
イバジムさん
今までに失敗した経験を書くためのポイント
①どんな失敗をしたのかを簡潔に書く
②失敗してしまったことの詳細を書く
③どんな迷惑をかけてしまったのかを書く
④その失敗から学んだことを書く
まとめ
「今までに失敗した経験」は面接でもよく聞かれる質問です。この質問は、あなたがどんな人間なのかを相手に伝えるチャンスでもあります。自分は失敗から成長できる人間だとアピールできるようしっかり文章を作りましょう。