「自己PR」は、「自分の強みとは何か」、「その強みを仕事にどう活かせるか」を相手にアピールする項目になります。
しかし、いざ書こうとしても
イバジムさん
・書き方がわからない
・既卒の場合はどう書いたらいいの?
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、例文をもとに 「自己PR」 の書き方を解説していきたいと思います。
- まずは例文を見る
- 自分の強みの見つけ方
- 書き方のポイント
の順に重要なポイントだけを紹介していきます。
目次
まずは例文を見てみよう!
新卒の場合
私の強みは「視野を広く持ち、自ら率先して行動できること」です。
私は野球サークルに所属しており、学部や学科を問わずさまざまな人と関わる機会が多くありました。サークルの中にはコミュニケーションが苦手な人もおり、なかなかチームの輪に入れない人もいました。そこで私は、できるだけ自分からコミュニケーションを取り、イベントを企画するなどして、サークルに所属する人同士が交流できるように努めました。
その結果、最初は不安そうにしていた人も打ち解けることができ、チームの絆をさらに強めることができました。
市の職員になってもこの強みを活かし、住民の方々のために、自ら率先して行動できるよう業務に励みたいと思います。
イバジムさん
新卒の場合は、サークルや部活、アルバイトなど、大学生活を通して活かせたものから作ってみましょう。
既卒(職歴あり)の場合
私の強みは「相手の立場になり、物事を考え、行動できること」です。
前職は食品メーカーにて製造の業務を行っており、生産管理や研究開発、工務などさまざまな部署の方々とやり取りをする機会が多くありました。他部署ということもあり、立場も違うため意見の不一致が起こることも多くありました。ですが、そのようなときも「もし自分が相手の立場なら」と考え、自分の立場を相手に押し付けるのではなく、相手の立場を理解し、できるだけ協力するようにしていました。
その結果、相手も私たちの立場を理解してくれるようになり、今まで以上に協力し合える環境を作ることができました。
市の職員になってもこの強みを活かし、住民の方々の立場になり、考えながら行動し、業務に励みたいと考えています。
イバジムさん
既卒(職歴あり)の場合は、前職で活かすことのできた強みを書くことが重要です。仕事をするうえで、あなたが意識していたこと思い出してみると、書くための良いヒントになります。
既卒(職歴なし)の場合
私の強みは「目標達成のために努力できること」です。
私は個別指導塾で講師のアルバイトをしており、「誰よりもわかりやすい指導をする」という目標を立て、生徒に指導しています。
私がアルバイトをしている塾では数学が苦手な生徒が多くいました。そこで私は苦手な問題だけを演習し、理解が深められるように、オリジナル問題集を作成し、生徒のわからないことを少しでも減らせるように努めました。
その結果、生徒からの評判も良くなり、入塾するかの決め手となる体験授業を任されるようになりました。また、私が体験授業を行った生徒は入塾率100%という成果も得られました。
市の職員になってもこの強みを活かし、常に目標をもって業務に励みたいと考えています。
イバジムさん
既卒(職歴なし)の場合は、アルバイトの経験から書くことをおすすめします。アルバイトをする上で意識していることを思い出してみましょう。
自分がどんな人なのか知ろう!
自己PRを書くためには、自分を知ることが大切です。自分ではわからなくてもあなたの強みは必ず存在しています。この機会に自分の強みを理解しましょう。
①友人に自分はどんな人か聞いてみる
普段一緒にいる人に聞いてみるのもおすすめです。自分は自覚していなくても、友人はあなたの知らない強みを知っています。自分にどんな強みがあるのかを知るきっかけになるはずです。
②自己分析診断を活用してみる
無料の自己分析診断を使うのも自分を知る手掛かりになります。すべてを鵜呑みにするのはよくありませんが、最初の取り組みとしては手が出しやすいのでおすすめです。
いくつかピックアップしてみたので、興味のある方はやってみてください。
キャリタス就活ではあなたがどういう人物かを RPGのキャラに例えて表現してくれます。登録なしではすべてを見ることはできませんが、ユニークでおすすめです。
16Personalitiesは質問数は多いですが、より細かくあなたを分析してくれます。16のタイプの中からあなたの性格タイプを知ることができます。
③本を活用する
本を活用するのも良い手段です。自己分析をするための本はたくさんありますが、私がおすすめするのは、ストレングス・ファインダーです。自分がどんな強みがあるのかを知りたいという方だけでなく、どんな仕事が向いているよくわからないという方にもおすすめできます。
自己PRを書くためのポイント
①自分の強みを理解する
②自分の強みを活かせた経験を書く
③強みによって得られた成果を書く
④仕事でどう活かせるかを簡潔に書く
自己PRを書くためのポイント
自己PRは面接カードに書くことになることも多く、面接でもよく聞かれる質問です。しっかり考えましょう。
[…] 自己PRも定番の質問です。作成する際は、「例文から考える自己PRの書き方」を参考にしてみてください。 […]