公務員浪人は不利なの？落ちたら悲惨？実体験をもとに解説します！

次こそ公務員になりたいけど、浪人ってどうなの？と思っている方も多いと思います。

そこでこの記事では、

という疑問を解決したいと思います。

結論：新卒と比べたら不利になる

結論からいってしまうと、浪人すると不利になると思っていた方がいいです。理由としては以下の3つが挙げられます。

この3つの理由についてこれから詳しく説明していきます。

理由①：去年の自分と比較される

自治体は去年あなたが受験したことを記録しています。これは私の場合ですが、浪人して去年と同じ自治体の最終面接を受けた際に、市長に「お久しぶりです○○さん！」と言われかなり驚きました。受かるかどうかもわからない受験生を覚えている可能性は低いので、最終面接の前に調べていたのでしょう。このように浪人する場合、あなたは去年の自分の評価と戦わなくてはなりません。

理由②：新卒と比較される

社会人経験がない場合は、新卒と比較されることになります。浪人と新卒を比べて能力が同程度の場合、あなたが採用者ならどちらを採用したいか考えてみてください。少しでも若くキャリアに傷がついていない新卒を採用するはずです。つまり浪人した人は新卒より優秀であるとアピールする必要性があります。

理由③：身動きが取りづらくなる

浪人すると他の自治体を受験しづらくなるため、身動きが取りずらくなります。もちろん他の自治体を受験することも可能ですが、答えづらい質問をされる可能性もあります。しっかり準備しておけば問題ありませんが、余計な質問をされる分、浪人したことが不利に働いてしまうような場面もあります。

公務員浪人の有利な点はあるのか？

総合的に見れば不利ですが、他の受験者と比べ有利な点もあります。それが次の2つの点です。

この2つについてこれから詳しく説明していきます。

①教養試験に時間をかけなくて済む

教養試験を突破しているなら、あまり時間をかける必要はありません。その分、自己分析や面接練習などに時間を割きましょう。自分の弱い部分に時間を使うことができるのは、浪人ならではの強みです。

②どんな質問がされるかある程度知っている

面接での質問内容やどのように面接が進んでいくのかを知っているのはかなり有利です。「去年こんな質問をされたから今年はこんな質問もあるかもしれない」と予想を立てることもできるので、より綿密な面接対策ができるはずです。

不利なら公務員浪人はすべきではないのか？

浪人するかしないかを決めるのはあなた自身です。どうしても公務員なりたいと思うなら浪人してもう一度挑戦すべきですし、もう全力でやり切ったから後悔はないと思えば浪人すべきではありません。また、どうしても公務員になりたいけど、経済的な事情で浪人できない場合は、民間企業で働きながら受験することもできます。これで公務員になる機会がすべてなくなってしまったわけではないということを理解しておきましょう。

浪人しても受かる人とは？

浪人しても受かる人は共通の特徴があります。それが次の3つです。

この3つについてこれから詳しく説明していきます。

①落ちた理由を徹底的に分析できる

まずは落ちてしまった理由を徹底的に分析しましょう。ダメだった部分を徹底的に改善していくことが合格への近道です。去年の自分を振り返り、ダメだった部分をすべて書き出し、ひとつひとつ対策をしていきましょう。

②すぐに行動に移せる

すぐに行動に移すようにしてください。試験まで時間があるからといって何もしなければ去年と同じ結果になることは目に見えています。試験の3カ月前にはすべてが完璧にこなせる状態を作っておきましょう。

③公務員になりたいという強い意志がある

公務員になりたいという強い意志を持ち続けましょう。根性論ではないですが、最終的には気持ちが強い人が勝ちます。受験が終わるまでこの気持ちを忘れないようにしましょう。

公務員浪人に失敗したらどうすればいいのか？

浪人に失敗した場合は、次の2つの選択肢から選ぶことになります。

詳しいことが知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてみてください。

【公務員浪人の末路】公務員浪人して失敗してしまったあとにやるべきことを経験者が解説！

まとめ

長くなったので、最後にまとめます。