【公務員】面接カードの記入欄に合わせて文章を短くする方法

いざ面接カードを記入しようとなった時に、「記入欄が小さくて書きたいことが全部書けない」なんてことはよくあります。

そこでこの記事では、

イバジムさん

・短い文章でも伝わるようにしたい

・でもどこをどう削ればいいのだろう?

という疑問を例文をもとに解決していきたいと思います。

具体的には、

  • まずは例文を見る
  • 最初から短い文章で考えてはいけない理由
  • 文章を短くするときのポイント

の順に重要なポイントだけを紹介していきます 。

まずは例文を見てみよう!

自己PR(約300字)

私の強みは「視野を広く持ち、自ら率先して行動できること」です。(結論)

私は野球サークルに所属しており、学部や学科を問わずさまざまな人と関わる機会が多くありました。サークルの中にはコミュニケーションが苦手な人もおり、なかなかチームの輪に入れない人もいました。そこで私は、できるだけ自分からコミュニケーションを取りに行ったり、イベントを企画するなどして、サークルに所属する人同士が交流できるように努めました。(経験)

その結果、最初は不安そうにしていた人も打ち解けることができ、チームの絆をさらに強めることができました。(成果)

市の職員になってもこの強みを活かし、住民の方々のために、自ら率先して行動できるよう業務に励みたいと思います。(結論)(303字)

イバジムさん

元の文章は300字程度で書くことが理想です。これをしっかり書いていれば面接時でもしっかりとした返答ができます。

自己PR(約200字)

私の強みは「視野を広く持ち、自ら率先して行動できること」です。(結論)

私が所属している野球サークルの中にはコミュニケーションが苦手な人もおり、なかなかチームの輪に入れない人もいました。そこで私は、サークルに所属する人同士が交流できる機会を率先してを作り、みんなが楽しめるように努めました。(経験)

市の職員になってもこの強みを活かし、住民の方々のために、自ら率先して行動できるよう業務に励みたいと思います。(結論)(194字)

イバジムさん

200字の場合は、成果の部分を削り、経験の部分を短くしましょう。

自己PR(約100字)

私の強みは「視野を広く持ち、自ら率先して行動できること」です。(結論)

市の職員になってもこの強みを活かし、住民の方々のために自ら率先して行動し、頼りにされる存在になれるよう努めていきたいと思います。(結論)(95字)

イバジムさん

100字の場合は、経験と成果の両方を削ってしまいましょう。

最初から記入欄に合わせて文章を作成してはいけないの?

まず最初に知っていて欲しいのが、最初から記入欄に合わせて文章を作成してはいけないということです。理由は2つあります。

①面接の質問に対する返答も短くなってしまう

面接カードの記入欄に合わせて文章を作成すると基本的に文章は短くなります。面接官の質問に対して返答する場合は、記入したこと軸に返すのが基本ですが、記入したことをそのまま読んでしまうと、すぐに返答を言い終えてしまいます。面接官は面接カードにすでに目を通しています。なので、そこに書いていない具体例などを面接の際に足すことでより説得力のある返答ができます。

②短い文章を後から長くするのは難しい

基本的に短い文章を後から長い文章にするのは難しいです。ですが、長い文章を短くするのは簡単です。面接カードを提出してから後悔するのだけは誰もが避けたいはずです。なので最初からある程度文章量のあるものを作っておきましょう。

文章を短くするときのポイント

300字→200字の場合

経験を短くし、結果を削る

私は野球サークルに所属しており、学部や学科を問わずさまざまな人と関わる機会が多くありました。サークルの中にはコミュニケーションが苦手な人もおり、なかなかチームの輪に入れない人もいました。そこで私は、できるだけ自分からコミュニケーションを取りに行ったり、イベントを企画するなどして、サークルに所属する人同士が交流できるように努めました。 (経験)

その結果、最初は不安そうにしていた人も打ち解けることができ、チームの絆をさらに強めることができました。 (成果)

→ 私が所属している野球サークルの中にはコミュニケーションが苦手な人もおり、なかなかチームの輪に入れない人もいました。そこで私は、サークルに所属する人同士が交流できる機会を率先して作り、みんなが楽しめるよう努めました。 (経験)

POINT

300字→200字にする場合は、成果を削り、経験を短くしましょう。こうすることで「具体的にはどのようなことを行ったのか」、「どのような成果が得られたのか」という質問を誘導できます。

300字→100字の場合

経験と成果の両方を削る

私は野球サークルに所属しており、学部や学科を問わずさまざまな人と関わる機会が多くありました。サークルの中にはコミュニケーションが苦手な人もおり、なかなかチームの輪に入れない人もいました。そこで私は、できるだけ自分からコミュニケーションを取りに行ったり、イベントを企画するなどして、サークルに所属する人同士が交流できるように努めました。 (経験)

その結果、最初は不安そうにしていた人も打ち解けることができ、チームの絆をさらに強めることができました。 (成果)

(経験)(成果)の両方を削る

POINT

300字→100字にする場合は、経験と成果の両方を削りましょう。自分の強みとそれをどう活かしていきたいかだけ書くようにし、質問を誘導しましょう。

まとめ

面接カードに記入する際に文章を短くしなければ入らないがほとんどだと思います。そういったときは、文章を短くする際のポイントをおさえて書くようにしましょう。